アルカリ電解水「そのとき・その水」は油を強力に分解し、乳化させることができます。
では、実際にどれだけ乳化するのでしょうか。ゴマ油を用いた実験をご覧下さい。
実験
ガラス瓶に水道水と「そのとき・その水」を用意しました。
両脇のカップには、それぞれ同量のゴマ油が入っています。
まず、水道水の方にゴマ油を注ぎ込みます。
そして、かきまわします。
当たり前ですが、「水と油」なので混じり合いません。
水より比重の軽い油が浮いて完全に分離しています。
今度は、「そのとき・その水」の方ににゴマ油を入れます。
(この時点で、もうすでに乳化しています)
かきまわすと混じり合い、ミルクセーキのようになります。
これは、油が完全に分解されて「乳化」した状態です。
かきまわすのを止めても、右側は油が全く浮いてきません。
同じ水なのに全く違いますね。
乳化の仕組み
「そのとき・その水」と油が触れ合うと瞬間的に乳化が起こりますが、その瞬間をスローモーションで説明しますと・・・
通常、水と油は反発し合いますが、電気分解によってpH13.1という強いアルカリ性となった「そのとき・その水」は、まるで鉄に付く磁石のように油の周りに強く吸着します。
そして、活性の高い水が油の中に深く浸透していき、変形させながら分解を開始。
最終的には、油を非常に細かい粒子に分散させる「乳化」現象が起こります。
「そのとき・その水」は色々な汚れに効果がありますが、特に油汚れに強いのは、この乳化という作用が働くことが大きな理由です。